共用試験について

薬学教育を6年制にした理由は、臨床現場に接する時間を増やす事が狙いであるため、薬学生全員が実務実習を5週間行い、そのあとに臨床現場として病院と薬局の実習を、それぞれ11週間にわたって行い、これが薬剤師国家試験を受けることのできる条件となり、避けることの出来ない道です。

薬学生が臨床現場で実務実習を行うにあたり問題となるのが、薬剤師免許を持っていない身分で薬剤師の業務に関わると言う事で、法律でも禁止されているのですが、この問題を解決するために、実施されている共用試験が薬学教育にも取り入れられています。

共用試験は全国共通で、知識と問題解決能力、態度と技能を評価する試験があり、学生は実務事前実習を習い、この共用試験に合格しなければ、5年次に行われる病院や薬局での実務実習へ参加することが出来なくなります。

実務実習の価値は、薬剤師になるために必要な知識と技能と態度を身につけることにあり、学生が実際に患者さんや医療スタッフと接し、人として他人の感情を受け入れることが医療人としての初めの一歩だと思います。

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